ツレダス – ハクボイルを爆釣するための心得(2)

パワフルなツレダス開発チームのメンバーたちが実践するメソッドの第2弾、3月、4月のハクボイルを爆釣する。

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今年のトレンドと成り得る、ハクボイルを爆釣するための心得を記載していきます。ボイル撃ちで活性を上げ、際(きわ)で仕留めるメソットとなります。

その1 絶好の攻略タイミングを狙いましょう

ハクボイル攻略タイミング(時間帯)は、ハクが集結し始めた直後とハクが散った直後となる。
ハクは捕食されまいと明るいところへ集まります。そしてスイッチが入り水面を騒がせます。しかし、集まり過ぎると多勢に無勢、どうしてもルアーへ食い付く確率が下がるという考え方となる。
明るくなり明暗が壊れると、ハクが散り始める。シーバスもついて行ってしまう事が多いが、際(きわ)による。
このような論理により、以下のタイミングを狙いましょう。

  • 電灯の点灯などにより明暗が明確に出来はじめる夕まずめ
  • 明るくなり始め、ハクが散し始める

流れがあるポイントは、ハクが散けるので比較的イージーにいつでも狙えます。

その2 ボイル撃ちで魚を散らせましょう

ボイル音の大きさを聞き、同じような大きさの着水音量を出すルアーでボイル撃ちしていきます。シーバスは群れだと気が大きくなり、他魚が捕食を始めると一緒に捕食を開始していきます。

ここで重要なのは、本当にシーバスのボイルなのかを見極めることです。ボラやコノシロなどもあり得る。シーバス同様にルアーへ反応する季節ですので、無駄な時間を費やすことがない様にしましょう。豆だと思い投げたらメバルだったことも(笑)

メバル、フッコの群れ

また、人間のちょっとした動きによる影の移動や、ハクの群れ同士がぶつかる、小さな魚にびっくりした騒めきをシーバスの捕食と誤解してしまうケースもあります。

釣れない魚はみんなボラ」という強い意志が大事です。

明るいポイントで捕食の様子を見ることができた経験があります。見ていると、フッコ以上は、本気で捕食するような行動ではなく、群れを追うが反転して戻っていくケースが多いのです。その反転(もじり)に驚き、群れが水面を揺らす。したがって、ボイル撃ちをしたところでそこにシーバスは居ないということになります。セイゴちゃんは、一所懸命に捕食するが…

ここが、バチ抜けパターンと大きく違い、前回(1)で説明した脳の混乱(矛盾)が発生してしまい。ハクボイルを難しくしている大きな要因です。

その3 際(きわ)を打ちましょう

ハク攻略の場合の際(きわ)というのは、ストラクチャーや護岸、明暗の暗の部分を指します。流れがなくなれば、底やかけあがりも際(きわ)に含まれます。捕食音により居つきの魚(バチやカニを捕食している魚)も寄ってきてしまう。また、日中、際の陰に身を潜めた魚は、暗くなっても早々にそのピンを離れません。その居つきは比較的簡単に(いつものセオリで)釣ることができます。

釣果を安定的に出す人は「ボイルを眺めつつ、際を打つ」および「てくトロ」を実践している方が多いですね。

つまり、ハクボイルでその周辺の魚の活性が上がっているところを利用してイージーに釣り上げる爆釣法です。撒きエビとも同じ考え方となります。

60up連発の毎年の爆釣季節

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その4 ルアーを水中に滞留させましょう

上記で記載した「反転した魚」はどこにもどるのでしょう?また、いつもどるのでしょう?想定はできません。流れがあれば、際に寄るまで、流れがなければ底に滞留させ、喰ってもらうのを待つ、その調節でルアーを巻くという感覚です。

つまり、ルアーやワームを一定の範囲に留める時間を長くすることが重要になります。流れを予測してアップクロスからルアーの潜航速度を計算(カウントダウン)して捕食ポイントへ入れていくラインをとっていきましょう。

有名なシンキングペンシルが引けば浮くという特性を利用する方法が一般的ですね。ルアーを流すというイメージを心がけましょう。

「ほっとけ」メソッドという別名もあります。また、ワームやバイブレーションで底を這わせていたら喰った、際(きわ)打ちで連発など、メディアの表現とはかけ離れた釣法となります。お勉強し過ぎで教祖様と言ってることが違い過ぎるので、ハク攻略を楽しめない方が多いようですね。

  • 流れがあれば、シンペンによるアップクロスと際(きわ)を交互に攻める
  • 流れがなければ(緩ければ)、ワームやバイブレーションで底、ミノーでリアクション

毎度のツ抜けで飽きがくるほど♪

その5 クリアボディ系ルアーで釣りましょう

ルアーのカラーには、なぜかトレンド(流行)が発生します。3年前ぐらいからクリアボディなルアーが良いとされ、事実、釣れています。

カラーの選択には、以下の光量、光色、水質が関係していますので、クリア系を中心にカラー選択していき、ハクではベイトをターゲットとしている魚も狙っていきましょう。

カラー選択の方法

1光量 下記へ光量が強から弱という順に記載します。
●強ければ強いほどクリア系 、レッドヘッド系
●運河などの遠くからの建造物による光の場合やマズメ付近では、コットンキャンディやチャートグリーン
●橋の下、足元の際(きわ)の暗い場合は、チャート系で特にパールホワイト、ピンク、グリーン
2光色● 白色の場合、上記の通り
● オレンジ色の場合、「白色」の逆順となります。
3水質 下記へ水質がクリアから濁りという順に記載します。
●クリア系 、コットンキャンディやチャートグリーン
●クリア系 、イエロー、レッドヘッド系
●パールホワイト、ピンク系

まずはツレダスでやる気のある魚をさがしましょう

上記のような推論アルゴリズムで[ツレダス]は予測しています。

(完)